Harry Potter and the Deathly Hallows
  プリンセスドラたんフォーエバーその2


☆The Ghoul in Pajamas - パジャマを着たグールお化け - 友情っていいねな第6章




ムーディ先生の遺体は結局見つけることができませんでした。
アーサーパパとビルは朝からお仕事へ。子供は夏休みでもお仕事ですよ。社会人は大変。
ジニーとハーたんは昨日の疲れが残っているのかお寝坊さんですが、フラーたんは朝から優雅にバスタイム。
結婚式が近いので、庭小人の駆除など、お客さんを呼ぶ準備に忙しいウィーズリー家ですが、モリー母さんはなん
だか意図的にハリーとハー子、ロンを離しておこうとしているみたいです。みんなで集まるとまた危険なことを考える
んじゃないかと心配みたい。
隠れ穴に来て三日目の夜、ハリーのお誕生日前日にハリーはここに来てから初めてジニーと2人っきりで話すこと
ができました。どうでもいいですね。はい、次行きます。

夕食の席でおじさんが、騎士団の本部は一時期ウィーズリー家のダイニングになっていたけど、またグリモールドプ
レイスに移動したんだよ、と教えてくれます。
ダンブルドアの死後、騎士団員たちが相互に秘密の守り人になったので、ヴォル対策は一応安全。
既にグリモーを知り尽くしているスーてんてに関しては、ムーディ先生が個別に対策呪いをかけたので大丈夫!って
ことらしいです。
それからまたしても魔法省が日刊予言者新聞に圧力をかけているとか。
ハリーはアンブリッジの罰則でつけられた傷を苦々しく見ます。ていうかまだ消えてなかったの!? 酷。
骨はすぐ生えてくるのに切り傷やジョージの耳は元に戻らないなんて、妙な世界だ(それ禁句)。
マグル学の教授が急に辞任したのもおかしいんだよなぁ〜とか。

夕食の後、ロンの部屋に集まったトリオはムーディ先生の死について話し合います。ハーたんが泣き出すのでロンが
よしよししてあげてた。
ハリーは自分を守るためにムーディ先生が死に、マンダンガスが行方不明、ジョージが耳を無くした、と自分を責めま
す。
そして、これから先はやっぱり自分一人で戦う、とロン&ハー子に言いますが、もちろん二人は引き下がりません。
一度くらいこういうときに 「あらそう?じゃ後はよろしく!」 「僕は家で待ってるよ!」 とでも反応してくれたら面白
いんだけど、そんな面白いことはおきませんでした。残念。

ハーたんはなんと両親の身を守るために、 両親からハーたんの記憶を消し、オーストラリアに送ってしまった 
と告白。やるなぁハー子。いや、ハーたん的には身を切るように辛い思いをしたんだろうなってことは分かりますが、
そこまでやるか!というカンジ。自分が万が一死んでしまっても、両親が悲しまないように…って……悲しいですね。

ロンはロンで、自分がホグワーツにも行かず、ハリーと長旅に出ても怪しまれないように、家族ぐるみで策を講じてい
ました。材料は

屋根裏のグールお化け

そういや2巻で「僕んちなんて屋根裏にグールお化けしかいないYO!」って嘆いてましたっけ。
発案はアーサーパパだったようですが、このグールお化けを双子が赤毛に変え、古いパジャマに押し込みました。
魔法省とかの誰かがロンの不在を怪しんだら 「うちのロンは顔に疱瘡がいっぱいできちゃって寝込んでます」 
と言って、ごまかすんだというわけで、すでにグールの用意も万端。
こんなところでグールお化けの設定が使われるとは……たぶん後付けだろうけど(←言うな)すごいよ!!!!

ハーたんは夏休み中、ホークラックスについて一生懸命調べてくれていましたが、なかなか手がかりなし。
唯一の手がかりはなんとハーたんがダンブルドアの部屋から勝手に拝借した「Secrets of the Darkest Art」
いう本。元は図書館の本だったけれど、危険すぎてダンブルドアが自室に引き上げていたものです。
勝手に持ち出したのはいけないことだけど、きっとダンブルドアは許してくれるわ!だって元々は図書館の本だったん
だし……と必死に弁明するハーたん。可愛いから許す。
それによるとホークラックスは、壊しても勝手に自己修正しちゃうので、たとえばバジリスクの牙のようにとても強い
魔法の力を持ったアイテムで徹底破壊しなきゃダメだということが分かりました。そして、ホークラックスは日記帳がジ
ニーにとりついたように、そのアイテムに触れた人間に良くない影響を及ぼすということも。
みんなでゾワワ〜としていたところに、モリー母さんがちょっとお手伝いしてくれる〜?って割り込んできます。どうや
ら廊下で立ち聞きしてたみたい……いや、心配なのは分かるけどさ、お母さん。もう子供じゃないんだから。
結婚式のためにフラーの両親とガブリエルたんも隠れ穴に到着です。
ママン!て叫んで駆けていくフラーが超可愛い☆







☆The Will of Albus Dumbledore - ダンブルドアの遺志 - 死にたくなっちゃう第7章



ハリー17歳のお誕生日。明け方ハリーは山道を歩く男の人の夢を見ます。起き出したハリーはロンから、「グレゴヴ
ィッチ」と呟いていたヨと教えられます。あきらかにロシアンネーム。クラム関連の布石ですかね。ハリーはまたしても
夢で俺様とシンクロしてしまいました。俺様は異国の地で、グレゴヴィッチという人物を探しています。異国を一人放
浪する俺様。枯れてますね。

ともあれ。

ロンからハリーへのバースデープレゼントは『魔女を誘惑する時に失敗しない12の方法』という恋愛のノ
ウハウ本……なによ。これ使ってジニーと上手くやってね☆って?キモイ兄妹だ。おえぇ(←品がなくてすみません)。
しかしそれより萎笑だったのはフラーからのお誕生日プレゼントはなんと魔法のかかった

かみそり

……………………ハハハ(乾いた笑い)

ウィーズリー夫妻は6巻のたまげた誕生日でロンに贈ったのとよく似た時計をくれました。17歳で成人する魔法使い
に両親から時計を贈るのは、魔法界の伝統なんだって。
モリー母さんの弟の物だったという時計は、新しいものではなくて、そのことを気にしているモリーにハリーはぎゅぅっ
と抱きつきます。ちょっぴり感動した。

そしてジニーからは……ん? ジニーは何もくれなかったよね? ハリーが部屋に帰る途中で呼び止めて、自分の部
屋に引っ張り込んで、またあのグダグダした「私はいつまでも待ってるわ」「ありがとう」的会話の後、初めてジニーの
方からキスしてくれたとありますが、え? 何? プレゼントはア・タ・シ☆
みたいな???


おえぇええぇええぇえ……キーモーイー!!!!!!!!!!(ハリジニ好きな方本当にすみません……)

そしてちゅっちゅやってるところに、ハー子の静止を振り切ってロンがお邪魔虫。ジニーは本当はハリーと別れたくな
いけど笑顔で彼を見送るために、涙を隠そうと背を向けます。健気だねと褒めてあげる気になれないのはジニーだか
です。
部屋を出てからロンはなんとハリーを怒ります。

「なんでジニーのこと泣かすんだよ! ジニーを捨てる気なのかよ!!」



死ねばいい。この男、妹ごと死ねばいい……!!!!!(ロン好きな方以下略)
そして、ジニーを愛しているからこそ、彼女の未来を自分に縛り付けちゃダメだと思うんだ、と告白するハリー・ポッタ
ー17歳。
ウェディングドレスのジニーが自分の知らない男に嫁いでいく姿を妄想して苦悶する17歳。
ばーかばーか(怒)

さて、チャーリーは到着早々モリー母さんに髪を切られてえらいことになってしまいました。
夕方になって、庭でハリーのバースデーパーティーの始まり始まり。双子とハーたんが飾り付けを担当してくれまし
た。モリー母さんが作ってくれたバースデーケーキはスニッチ型☆
ハグリットはハリーに Mokeskin という巾着型の魔法アイテムをくれました。簡単に言うとハリポタ界の四次元ポ
ケットです。これは便利。
チャーリーにノーバートの様子はどうだ聞いたハグリットは、実はノーバートは女の子だったのでノーバータに改名した
ヨと教えられます。あんだけドラゴン欲しがってた割に、メスとオスの区別もつかなかったのね、ハグリット……

アーサーが魔法省から帰ってこないけど、先にパーティーを始めちゃいましょうか、とモリー母さんが言い出したところ


銀のイタチがこんにちわ

イタチに思い切り反応してしまいましたが、どうやらこれはアーサーの守護霊だったようです。なーんだ。チッ。
守護霊は「大臣と共にまもなく帰ります」との伝言を告げます。みんなちょっとビックリ。
アーサーと共に隠れ穴へやって来たスクリムジュールは、ハリー、ハー子、ロンに話があるといって、3人をリビングに
連れて行きます。
大臣の用件はなんと、ダンブルドアからの遺産相続。
ロンには1巻で登場した灯消しライターを。ハー子には 「Tales of Beedle the Bard」 というルーン文字で書かれた
本を。あ、あとここでロンのミドルネームがビリウスだったと知りました。
そしてハリーにはクィデッチの時に使っていたスニッチと、ゴドリック・グリフィンドールの剣を。
しかしグリフィンドールの剣は、ダンブルドアの個人的遺産ではなく重要文化財扱いなので、魔法省としてはハリーに
寄贈はできないとスクリムジュールは言います。
彼はライターや本やスニッチに、何かダンブルドアがメッセージを残しているではないかと疑っていますが、魔法省で
チェックしても何もツッコミどころがなかったとか。
勝手に人のものを調べるな!と怒るハーたん。
割と必死なスクリムジュールを明らかに見下してるハリー。
ロンはこういう時、空気。

相変わらず魔法省への協力を要請するスクリムジュールにハリーが挑発的な態度をとると、スクリムジュールはつい
にキレ、ハリーの胸元に自分の杖を突きつけます。突きつけられたTシャツにはくっきり焦げ痕が。
え? これって……タバコの焼きみたいなカンジ???(怖)
ウィーズリー夫妻の乱入でスクリムジュールはひとまずお引取りいただきました。
パーティーの後、みんなが寝静まった頃を見計らいロンの寝室に集まる3人組。
「Tales of Beedle the Bard」は魔法界の童話なんだそうです。ハーたんの読んだことのない本をロンが読んでいたと
いうことはこれまでになかった、という文章に笑いました。ロンが珍しく役に立ったね!
そしてハリーに贈られたスニッチですが、どうやっても開かないし、メッセージが浮かび上がってもきません。
しかしハリーは、自分が初めてスニッチを取った瞬間のことを思い出しました。
初めてのクィデッチの試合で、ハリーは手でスニッチを掴んだのではなく、飲み込んだことを思い出し、スニッチを口に
突っ込んでみました。するとスニッチの表面に

「I open at the close」

という文章が浮かんだのです。閉じる際に開くとは…? 暗号めいた文章にとまどうトリオ。







☆The Wedding - 結婚式 - これぞハピサマ!な第8章



さーいよいよビルフラーの結婚式デスヨー!! 果樹園に大きなテントを張って、そこで式と披露宴、両方やっちゃい
ます。
ハリーは一応、常に身の危険に晒されている状態ですので、色んな人たちが集まる宴の時にはポリジュースを飲ん
で、適当なマグルの姿に変身しています。名前はロンの従兄弟のBartyということにして。
白と金で飾られたテントには親戚やお友達がいっぱい。
トンクスは今日はなんと金髪での登場です。今ごろあなたの金髪の従兄弟はどうしてるんでしょうね……

意外な招待客にはルーナパパ(ゼノフィリウス?クセノフィリウス??・ラブグッド)が! 肩まで伸びた綿菓子みたい
な白髪に、ちょっとだけ斜視で帽子を目深にかぶっている。胸元には三角形を組み合わせた刺青?なのかな、印が
あって…という、どこかの新興宗教教祖みたいな、素敵なお父さんです。
ルーナとパパは黄色いローブでおめかしおめかし。ルーナは髪にひまわりを飾っちゃってますよ。可愛いなぁ。

ミリュエル大叔母さんはウィーズリー家離れしたお金持ちだけど、すっごく口やかましいカンジの方で、ロンの髪が長
すぎてジニーかと思ったわ、なんて文句を言ってます。これは映画ゴブレットのネタですかね。ローリング先生、好き
だからなぁ。映画ネタ。6巻でもスラグホーンにロンの名前を「ルパート」って言わせてたし。
ハーたんはライラック色のドレスでロンうっとり。お客さんで来ていたクラムもウットリ。フラーの親戚のヴィーラたち
はクラムにウットリ(笑)。

本日の主役、フラーはシンプルな白のドレスですが、フラーが内面から放つ美しさでドレスや、近くにいる人たちまで
輝いて見えたそうですv近くにいる人たちまで綺麗に見せちゃうだなんて素敵ですね。
一番近くにいたのは花嫁付添い人をやっていたガブリエルたんとジニーですがそこは突っ込まない。
ダンブルドアのお葬式の時にスピーチをやった魔法使いが今回も出てきて祝辞を述べて(スピーチが彼の職業なんだ
ろうか…)、そのまま披露宴&ダンパへ雪崩れ込みです。
クラムがハーたんの方へ寄ってくるので、ロンはハーたんを無理矢理ダンスフロアに引っ張っていっちゃいます。戸惑
いながらも嬉しそうなハーたん。いいよ。ハーたんが幸せならそれでいいよ。ハーたん。後悔はすんなよ!
クラムはハリーに(ハリーがポリジュースを飲んでいるのでハリーだとは気づいていませんが)、ルーナパパってどん
な人なのと聞いてきます。ハリーがなんでそんなことを聞くの、と問い返すと、クラムはルーナパパの胸にある印は、
グリンデルバルドのシンボルマークだと言うのです。

……あ、そう。ある程度悪の道を究めたら自分のシンボルマーク考えるのって……魔法界の伝統?(たぶん違う)
クラムは自分のグリンデルバルドはヴぉくの祖父を殺したんだ、許せない。と言います。
その時ハリーはハタと思い出しました。3校対抗試合の前の杖調べの時、オリバンダーはクラムの杖を 「グレゴヴ
ィッチが作った」 と言っていた、と!
グレゴヴィッチは数年前に引退していて、クラムも詳しくは知らないとのこと。ハリーは俺様がなんのために彼を探し
ているのだろうと考えます。

双子がフラーの従姉妹を暗闇に誘い出した頃、ハリーはダンブルドア追悼記事を書いたドージと出くわします。
彼に自分がハリー・ポッターだということをばらし、リータが書いていたダンブルドアの中傷は真実なのかと尋ねるハ
リー。そこへミリュエル大叔母さんが割り込んできます。大叔母さん、リータの記事が大好きなんだってゞ
ミリュエル大叔母さんはダンブルドアは自分の妹がスクイブだったことを隠した卑怯者だ、と詰ります。ダンブルドアの
妹、アリアナはマグルの学校にも行けず、病気になってもセントマンゴに連れて行ってもらえることもできず、いつも人
目を避けて家に閉じ込められていました。
ダンブルドアの妹が、自分がダーズリー家にいたときのような仕打ちを受けていたと知り、ハリーはショックを受けま
す。ダンブルドアはそれでも自分から母親のケンダラに働きかけることをせず、妹を見殺しにした、と。
弟のアバフォースはそのことでダンブルドアを責めたこともあったようです。

ミリュエル大叔母さんの批難に上手く言い返すことができないドージは、ハリーに公平な目でダンブルドアを語ってく
れるであろう人物として、魔法史の教科書を書いたバチルダ・バグショット女史の名を挙げてくれます。彼女は有名な
史家ですが、かつてゴドリックの谷に住んでいたとか。ハリーはゴドリックの谷と聞いて運命を感じますが、そこに銀
色の

にゃんこ登場!!!!

にゃんこはキングスリーの守護霊でしたにゃん!にゃん!!にゃんこは言いました。


「スクリムジュールが死んだ。やつらがここに来るだにゃん!」







☆A Place to Hide - 隠れ場所を求めて - ドラたんハァハァハァーン!!な第9章



会場はあっという間にパニックに。ハリーはロンとハーマイオニーと何とか合流。
(たぶん)ハーマイオニーの主導で三人は姿くらましをします。
ハーたんも焦っていたのか、着いた先は地理感のあんまりないロンドンの一角→Tottenham Court Roadってどこで
すか。ロンドンに詳しい方、教えてください。
文面から察するに普通〜の街中なんですが、いかんせん夜道だし、ロンドンだから街中でもさびれてるしであまり治
安は良くなさそう。
ハーたんは普通に可愛いドレスのようですが、ロンとハリーはさ、ホラ、魔法使いの正装と言えば
ドレスローブ だからさ。察してやれよ。通りすがりのマグルの女の子に思い切り笑われる2人。
透明マントを持ってくればよかったと後悔するハリーに、ハーたんはビーズデコレートのちっちゃなバッグから、2人分
の着替えやら透明マントやらをするっと取り出してくれます。Undetectable Extension Charm っていう魔法で、ハーた
んも自分のバッグを四次元ポケット化したんだって! イイナー!
ハリーは着替えた上、念のためさらに透明マントを着込みます。
トリオはこれからどうしようかと考えますが、ロンドンで転がり込める場所といったら漏れ鍋とかグリモーとか、ハーた
んの実家とか。
でも漏れ鍋に今から部屋を取るのは難しいだろうし、グリモーにはスーせんせがいるかもしれないし、ハーたんの実
家は両親が引き払っちゃっただろうし…というわけでひとまず目に付いた24時間営業のカフェへGO!
ハリーはポリジュースの効き目が切れて、透明マントの下で元の姿に戻っちゃいました。ウェイトレスにはハー子とロ
ンの姿しか見えないのに、飲み物を3人分頼むのって変だろうなーなんて考えるハリーが、なんか面白い。
ハーたんはカフェの雰囲気の悪さにビクビクしています。酔っ払いの労働者がたむろしているような場所で、あまり子
供が行っていい場所ではなさそうですね。ハー子はなんだかんだきっちり育てられていそうなので、こういう雰囲気は
苦手っぽいですが、たぶんドラたんも苦手だと思います(誰も聞いてません)。でもローリング先生が1巻を書き上げた
カフェって、正しくこんなカンジのお店だったんじゃないのかなぁ。
奥の席には3人の労働者が座っていました。1人は金髪でかなりガタイがいい感じ。急に彼がハーたんに絡んできた
からさあ大変。しかも彼は実はただの酔っ払いではなく



張り込み中のデス・イーター、ロウェルでした!



ちょ、ロンドン中いくらでも場所があるのに偶然居合わせたっていうわけでもなさそうですよ。どんだけあちこちで張り
込んでんの。ヒマなのか、そうなのか、デス・イーターズ。

トリオvsデス・イーター3人はカフェを完全破壊しながら呪い合戦を繰り広げます。割とあっさりトリオの勝利。
これだからデス・イーターって舐められるんですよ。主に読者から。
トリオはデス・イーターとカフェの従業員の記憶を消し、カフェもできる限り綺麗にしますが、これからどうしようと途方に
暮れます。
そこでハリーはやっぱりグリモーに行こう。スネイプがいてもいいよ。むしろいてくれていいよ。殺してやる。
と言い出します。渋々従うハー子とロン。
グリモールドプレイス12番地は、一見、以前来た時と変わりないように見えました。が、3人がホールに足を踏み入れ
た途端、マッドアイ・ムーディの声が!!!(コワー!)

「セブルス・スネイプか?」

そして3人の答えも聞かずにグレーの影が襲い掛かってきました。これがムーディ先生のスー先生対策呪文??
や、スー先生対策っていうか、さ。



無差別攻撃じゃーんっ!!!



騒ぎに気づいたブラック夫人の肖像画がギャーギャー喚きだしたので、その隙を狙ってトリオはホールからギリギリセ
ーフで脱出。
別の部屋に移動して、ハー子はバッグから寝袋を取り出します。本当に便利だな。やっぱりハー子は一家に一人必
要ですよ。
しかし急に額の傷が痛み出したハリー。心配するロン、閉心術を使って!とにじり寄るハー子。
そこへ再び、銀のイタチたん登場!
家族の無事と、3人を探しているよ、との伝言にロンは心底ホッとします。
ハリーもホッとします。

「僕は君と同じ想いだ」

ロンの家族を想う気持ちは一緒だよ。だってジニーの家族じゃん。てことはいずれ僕の家族じゃん。的な。
…傷が痛むのをちょっとでも心配してあげたことを死ぬほど悔やみました。そのまま傷痕が裂けてしまえばいい…!

ハリーはまだ傷が痛んだのですが、2人に心配をかけまいとして、バスルームへ閉じこもります。
そこでハリーは再びヴォルデモートの視点に入り込んでしまいます。今までは寝ている間の夢だったけど、これはちょ
っと怖いですね。ハリーはしっかり目を覚ましている状態でしたから。

俺様は床に這いつくばる大柄な金髪のデスイーターを見下ろしていました。

「ロウェル、これで終わりにしてやろうか? そしてナギニの餌になりたいか? 俺様はお前を今回ばかりは許さない
だろう……お前は俺様を、ハリー・ポッターを取り逃がしたという報告をするためだけに呼び出したのか?」

ああああこのド鬼畜女王様な台詞をハリーが言ってるのかと思うと(いや、言ってるのはヴォルだけど)胸がキュンキ
ュンします。一人称が俺様でさえなければ……!!

「ドラコ、お前がロウェルを罰しろ――やれ。お前が痛めつけられたいのか!」



はあぁあああぁああぁああああぁあああぁあああぁんドラコたん!!!!!!!!
ドラコたんのガラスハートが俺様のいたぶりによって壊れてしまわないか本当に心配!超心配!!!!

ここで俺様視点から抜け出したハリーは、ドラたんが酷くやせ、怯えきった顔が網膜の奥に焼き付けられたように
感じていました。はぁああぁあはぁあ!!!
そしてハリーはドラコがヴォルデモートによって強いられている状況を思うと吐き気がしてきてしまいました。だから言
ったでしょ、早く助けに行けって!!!!!

ハリーがグルグル悶々してるところにハーたんが「歯ブラシ使う?」ってやって来ました。
珍しく空気読まないハーたんがちょっと微笑ましかった。






☆Kreacher’s Tale - クリーチャーの物語 - R.A.B.キター!!な第10章



翌朝ハリーは早々に目が覚めました。ミリュエルから聞いた黒ダンブーの話が胸の奥に引っかかるハリー。気分転
換に、まだ寝ているハーたんとロンを置いて、グリモーの中を探検。すると、クローゼットやら戸棚やらが、荒らされて
いるのに気づきます。マンダンガスが何か盗んでいったのか、それともスネイプの仕業か?と考えながら、2階のシリ
ウスの部屋に入るハリー。
シリウスの部屋はグリフィンドールの赤と金を基調としたインテリアになっていました。
壁には ビキニ姿のマグルの女の子たちの写真。

なんだってー!!!!!!!!!!!!! ……シリウスおじさんたら……(涙)
親世代4人組の写真や、バチルダ女史の魔法史の教科書の古いバージョンなんかも発見発見。
さらにハリーは、リリーが生前シリウスにあてた手紙を見つけます。

「親愛なるパットフット、ハリーのバースデーにおもちゃの箒をありがとう」

この手紙を出した時、リリーたちは既にゴドリックの谷に身を隠していました。引きこもり生活にジェームズはイライラ
しているけど、ダンブルドアが彼の透明マントを持っていってしまったから、外に出るわけにいかないの。
よかったらあなたもそのうち遊びに来てね。とおねだりするリリー。週末にワームテイルが遊びにきたけど、彼はマッ
キーノのことでひどく沈んでいたそうです。マッキーノ…騎士団の誰かかな?たぶん死んでしまったみたいです。
ハリーのバースデーにはバチルダだけが遊びに来てくれたとのこと。リリーは彼女を通じて、ダンブルドアから『愛の
護り』について知ります。ハリーを護った「愛じゃよ、愛」っていうアレです。
手紙は続くようですが、2ページ目をどうしても発見できなかったハリー。それでもリリーの生きていた証としての手紙
に、ハリーは感激します。赤ん坊の自分が、ジェームズの足の間を行ったり来たりしてる写真なんかもみつけちゃっ
たり。
ただ、ハリーには一つだけ引っかかることがありました。
ダンブルドアがジェームズの透明マントを持っていった。なぜ?
何か理由があったのでしょうか。

そこへハーたんが、ハリーを探して飛び込んできます。ハリーはハーたんに促され、1階に戻ろうとします。しかしその
途中、ついに発見!!


Regulus Arcturus Black


R.A.B.キタ――――――――――!!!!!!!!!!!!!

いや、ま、これは思いっきり予想通りでしたけどね。一応興奮してみた。
レギュラスの部屋のドアのプレートにR.A.B.を発見したハリーは、だけどこいつはデス・イーターの一味だったわけだ
し、ロケットを盗んだR.A.B.とは別人じゃないのかな、と無駄に考えます。
しかしハー子は大声でロンを呼び、レギュラスの部屋へためらうことなくGO! 
そこはシリウスの部屋とは対照的に、エメラルドグリーンとシルバーで統一されていました。
俺様に関する新聞の切り抜きがいっぱいあったり。それからレギュラスがスリザリンのクィディッチチームのメンバーと
写っている写真なんかもあったり。
レギュラスは黒髪で、シリウスほどカッコよくはありませんでしたが、ハリーは彼の立ち位置から、レギュラスがスリ
ザリンのシーカーだったと推測。
けれど肝心のロケットはどうにもこうにも見つかりません。諦めかけたころ、ハーたんが思い出しました。
5巻で応接間を大掃除した時、棚に「誰にも開けられない重いロケット」がなかったっけ? と。


ソレダー――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


というわけで応接間も探索。しかし見つかりません。ハリーは大掃除のドサクサに紛れてクリーチャーが持ちだしたの
かもしれない、と考え、クリーチャーの巣まで探しますが、鼠の死体が見つかっただけでした。
絶望的になったハリーが「クリーチャー!」と叫ぶと、クリーチャーがでてきました。ポンッと。

ハリーは6巻でクリーチャーのご主人様になったので、クリーチャーはハリーに名前を呼ばれたらどこへでもやってこな
ければならないのですね。ロケットを知らないかと問いただすハリー。
クリーチャーは確かに、捨てられそうになっていたそのロケットを隠しました。
しかしそれは、マンダンガス・フレッチャーが盗んでいってしまったと言います。


予想通りすぎる展開キターー――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マンダンガスは6巻で、ブラック家の骨董品を盗み出してハリーにボコられていましたからね。マンダンガスは何もか
も盗んでいきやがった、シッシーとベラの肖像画まで盗んでいきやがったとクリーチャーは告発します。
……Picture……肖像画、でいいのかな。それとも写真
肖像画ならまだしもシッシーとベラの写真て、それどこに売りさばく気だったのマンダンガス、それとも自分で使う気
で…!! ハァハァ(←死んでこい…)

そもそもどうやってレギュラスはロケットをブラック家に持ち込んだんだと尋ねると、クリーチャーはボロボロ泣き出して
しまいました。
クリーチャーはレギュラスが好きだったし、レギュラスもクリーチャーを可愛がってくれました。少なくともシリウスのよう
に、クリーチャーを嫌うことはありませんでした。
レギュラスは俺様が、屋敷しもべ妖精を一匹所望していると知り、クリーチャーを連れて行きました。クリーチャーは喜
んで着いていきましたが、俺様がクリーチャーにやらせたことは、あのロケットを隠してあったコワーイコワーイ洞窟の
仕掛けが万全かの確認作業でした。
ダンブルドアが飲み干したポーションを全部飲み干すように強要されるクリーチャー。レギュラスは、まさか俺様がクリ
ーチャーが死んでもいいと考えているとは思っていなかったので、クリーチャーを助けてくださいとお願いしますが、俺
様はせせら笑い、クリーチャーだけを残して帰ってしまいます。
クリーチャーなんぞ使わず、最初からポーションを飲ませるのもレギュラスにやらせれば良かったのに〜と思わ
ないでもありませんが、たぶん俺様は人間を信用していないから、どれだけ忠誠を誓うデス・イーターであっても、苦し
さのあまり途中でポーションを飲むのを放棄される恐れがある、と考えたのでしょうね。だから魔法使いに絶対に服従
する屋敷しもべ妖精で実験してみた。
しかしここで俺様の計算違いが。
洞窟は普通の方法では姿あらわしも姿くらましもできませんが、クリーチャーは屋敷しもべ妖精なので、魔法使いと
は違ったやり方で姿くらましできたのです。瀕死になりつつも、亡者に襲われたクリーチャーはなんとか脱出に成功。
てことはポーションそのものに致死毒性があるわけではないのかな?結局洞窟の仕掛けって 

ロケットを取るためにポーションを飲む→精神かく乱&水が欲しい→湖に手を伸ばす→亡者の餌食

こういうこと?まどろっこしいなぁ。犠牲者をじわじわと追い詰め、最大の恐怖を与えたがるヴォルのねちっこいイ
ジメっ子属性が、ここにきて裏目に出ます。

命からがら逃げ帰ったクリーチャーを、レギュはとても心配してくれます。そしてレギュはご主人様の冷酷さの真髄に
触れ寝返りを決意。つかシリウス曰く弱虫っぽいレギュたんに、そこまで決意させちゃったクリーチャーって案外すご
いな。
数日後、クリーチャーを連れて再びレギュは再び洞窟を訪れます。
そしてレギュはクリーチャーに、偽のロケットを渡して命令します。これから自分がポーションを飲む。ロケットを取れる
状態になったら、ロケットを摩り替えろ。そして本物のロケットを持って帰りなさい。本物のロケットは壊してしまうよう
に。それから、ブラック夫人(ママン)にはロケットのことは絶対に話してはいけないよ、と(←知ってしまうことで彼女
が危険に晒されるだろうから)。
レギュはポーションを飲み、そして苦しみながら湖の中へ……クリーチャーは命令通り、ポーションが再び注ぎ足され
る前に、ロケットをすり替えてブラック家に帰るしかありませんでした。
クリーチャー号泣。ハーたんも号泣。はるか、ダンブルドアの犬死確定に呆然。

いや、さ。レギュも良くやったと思うよ。うん。クリーチャーも一生懸命ロケットを破壊しようと頑張ったんだよね。でも壊
せなかったんだって。そっか。よくやったよくやった。つかこの2人の絶対服従☆主従関係になんとほのかな萌えを感
じてしまったんですけど。レギュクリ?クリレギュ??もうどっちでもイイよ! クリーチャーは不思議マジックでツンデ
レ少年に擬人化しちゃえばいいよ!! でもさ、結局ダンブルドアは犬死……!!!

もしかしたらグリモールドプレイス12番地の家具や装飾品に不気味な力が宿ったり、ブラック夫人やクリーチャーが気
がふれたようになったりしたのは、単にそういう血筋だった、そういう家だったというばかりではなく、ホークラックスで
あるロケットが身近にあったことも、大きな影響をだったのかもしれません。

だからといってシリウスの死を思うと、ハリーはクリーチャーに同情などできそうもありませんでした。
でも、クリーチャーには愛情が必要なんだ、シリウスはそれを与えられなかった。きっとクリーチャーがナルシッサにつ
いたのは、彼女がクリーチャーに優しくしたからだ、とハーたんに説得され、ハリーは少しだけ彼に優しい気持ちで接
してみようとします。
するとクリーチャーもほんの少しだけ心を開いてくれました。ここらへんは結構感動的。
クリーチャーにマンダンガスを探して欲しいと頼むハリー。報酬として、ずっと持ち歩いていた偽のロケットを渡します。
これはクリーチャーにとってはマスター・レギュたんの思い出の品。
クリーチャーは初めてトリオにきちんとお辞儀をして、マンダンガスを探しにいきました。
なるほど、偽のロケットはここでクリーチャーを味方につけるために役立ったのですね。
クリーチャーとの絆のために必要だったと思うと、ダンブルドアの死が少しは報われる気がします。ホロリ。