Harry Potter and the Half-Blood Prince
  ハリドラ的 感想文 その5


☆お部屋で何をしているのな第21章



ドビー&クリーチャーの追跡結果、ドラコが時々「しのびの地図」からいなくなっちゃうのは、必要の部屋にこもってる
から、と判明。親世代四人組は必要の部屋を知らなかったのです。
そんでもってクラッブとゴイルは必要の部屋の前に、見張り役として立っていたんだけど、あからさまに怪しいので、ド
ラコは二人にポリジュースを飲ませて

小さな女の子

に変えてたのです。

え……

ドラコは!?

ドラコは女の子にならなかったの!!!!????(落ち着け)

ハリーはドラコが必要の部屋でスネイプ、あるいはヴォルデモート卿、あるいは脱獄してきたルシウス、さもなくばノッ
トとかザンビーニとかに、あんなことやこんなことをされているに違いないと邪推し(してません)、早く見つけ出して相
手をボコってドラコにお仕置きしなくては!!!!!
と息巻くのですが(しないっつの)、ドラコが必要の部屋で何をしているのかをハリーは知らないので、必要の部屋を
見つけることはできない、とハー子が注釈。

つまり、不死鳥でDADAの会合をアンブリッジその他が発見できたのは、「会合の現場を見つけたい」と願ったから、
部屋が姿を現してくれた、ということ。

・・・・・・それならドラコに会いたーいー♪

って祈ればいいんじゃないの??と思ったのは私だけですか。速攻ドラコがベッドにくくりつけらた状態で出現してく
れるんじゃないでしょうか。あ、児童書・・・・・・(そういう問題ではない)。

ドラたんが不安で数時間は部屋から出てこられないだろう、いいきみだなんて思ってるハリー、黒すぎ。つか数時
間て怯えさせすぎだから!





☆どっかで聞いたような・・・・・・な第22・23章



ナメクジのろのろの記憶…や、や、別にいいんだけど、さ。

アラゴグがご臨終になりました。アラゴグは貴重な薬の原料になるので、スラグホーン先生は埋葬する前にちょっと
遺体の一部をもらいたいナーなんて考えてます。
ハリーはここでフェリックス・フィリシスを使って(ドラえもんにこれと似たような道具があったような・・・・・・アニマルプラ
ネットにでてきたツキの月だ!←マニアックすぎる)、スラグホーン先生から、16章で見た記憶の続きを聞きだすこと
に。
若かりしトム・ヴォルディンがスラグホーン先生に質問してます。要約すると、ヴォルディは不死を目指してスラグホー
ン先生からイケナイ魔術を教わったご様子。
ホークルクス?って読むのかな??ホークラックスでした。むしろ分霊箱でした)ヴォルディは自分の命を7
つに分けて、自身の体内に残した一個以外を6個の「物」に宿したのです。ヴォルディ完全消滅のためにはその「物」
全部を壊さないといけないという、どっかで聞いたことのあるようなないような流れに。
うち1つはジニーの持ってた日記なので消滅済み。もう1つ、リドルママの兄(リドル伯父)の指輪は、10章時点(もっと
前?)でダンブルドアが手にケガしつつも破壊済み。
残りのものは20章で出てきたハッフルパフのゴブレットとスリザリンの遺物のロケット。
それにレイブンクローかグリフィンドールの遺物のなにか(たぶんレイブンクローのもの)。
と、ナギニ。



ナギニ???



そこまで蛇にこだわるヴォルディンは、もはや可愛らしいもんです。
しかし本当に明らかに聞いたようなネタですな。
そうそう、22章で17歳以上の生徒は姿あらわし・くらましテストを受けるのですが、17歳以下のハリー、アーニー・マク
ミラン、ドラコはおるすばん・・・・・・3人だけで受ける魔法薬学の授業・・・・・・この時点で5〜6月なので、たしかに17
歳以下の割合としてはこんなもんなのでしょう。
置いてけぼりのおちびちゃんなドラコ、萌え。

ついでにほとんど陽に当たっていないせいで、やつれまくりのドラたん、萌え。あとスラグーが「今日は何か楽し
いこと(←本当に太字)をしよう」なんて言うから凄い期待しちゃうじゃないですか。ドラコを弄るとかドラコをいたぶる
とかドラコを脱がせるとか。

ハー子はあっさり合格、ロンは不可でした。かわいそうなロンロン。





☆殺伐ハリドラ・熱愛スネドラな第24章



ハリドラ的にはシリーズを通じ、最重要な章のひとつにカウントできるのではないかと思います。思わずタイトルをおっ
きくしちゃうくらい。
その重要さは一巻の「友達は選んだほうがいい」、映画アズカバンの「僕死んじゃう!」、五巻の「ポッター、お
前が気に食わないから5点減点」に勝るとも劣らない、や、普通に圧勝!くらいの勢いです。
ダンブルドアを殺さなければならないことに、ドラコは内心、苦しんでいるんです。
ますますやせこけてしまったようで(ハリー談)。
お前、観察してないでちゃんとハニーに食事摂らせろよ!!

で、ドラコは泣くわけです。ホロホロと。

トイレで。


マートルが慰めてますよ。


トイレで泣くのってヒロインの特権じゃなかったのかね。ああ、もういっそ公式ヒロインはドラコということで。
しかもこれ一回限りではないということが、これより前の章(21章)で、当のマートルによって証明されているのです
よ。


ハリー:「マートル!ここは男子トイレだよ!?」
マートル:「私、人を待ってるのよ。あの子はいつもここへ来て一人で泣いてるのよ。私以外に誰にも話せないんだか
ら。」
ハリー:「へーえ、小さい子?」
マートル:「教えなーい。」


的な会話で・・・・・・小さい。確かに小さい子だ。
ハリーと照らし合わせてみると分かりやすいと思いますが、男の子が泣くのって、よっぽど追い詰められたときだけみ
たいだし、そんなところ見られたら恥ずかしくて僕死んじゃう、なのですね。
ハリーが泣いたのって4巻と5巻でセドリックとシリウスが死んだときだけか・・・・・・それすら必死に我慢しようとしてた
し、みんなに見られまいと努力してたし。
それに比べて、ドラコったら知らないトコで慢性的にトイレでめそめそ、ヒロインしてたんですね。
もはや完全にヒロインだ!姫だ!!妖精だ!!!!

でもって、例によってドラコが泣いているという事実を読者に伝えるためにはハリーが現場を押さえなくてはなりませ
ん。
つうかトイレまであとつけるなよ、ハリー……いや、いいんですけどね。あとつけてくれないと話が進まないから。
ドラコはマートルに「助けてあげるわよ。」と慰められるけど


「誰にも僕を助けることなんて出来ない」

「出来ない…僕には出来ない…でもやらなきゃ殺すって言われた……」

ポロポロポロ(擬音)


萌え……ごめんなさい、私は自分に正直な女です。
ドラコは洗面台に手をついてうつむいていて、滑らかな金髪と、洗面台のふちを掴んだ白い手が震えているのです
よ・・・・・・そしてポロポロ。

萌え・・・・・・・・・・・・!!!!!

つうかそこでハリーが見つかるわけで。

バカバカバカバカ、ハリーの馬鹿!なんでさっさと後ろから抱き締めてあげなかったのよ!馬鹿!!

ドラコ怒ります。怒るよな、そりゃ。
精一杯ダーリンを危険から遠ざけようとわざとつれない態度をとったり、ロンドンまで追い返そうとか色々画策してた
のに(曲解)。当のダーといえば可愛いハニーの泣き姿に、にへら〜としてたに決まってるんですから(偏見)!!

いえ、真面目に考えても、恥ずかしいから泣くところを見られたくなくて隠れて泣いてたのに、無神経にずかずか現場
に踏み込まれれば普通にキレるってもんです。

ドラコは杖を取り出し呪うのですが、ハリー、避ける。素敵。
それどころかH-BPの教科書に載ってた怪しげな呪文で



ドラコの顔と胸から鮮血を撒き散らした。



・・・………え・・・……


今回、そういうプレイ??
英雄、やっぱり7章で目覚めちゃった・・・?(病院行ケ)
で、このときの周りの状況はというと、マートルのせいだかどうだか、どうやらトイレの床は水浸しっぽいのです。そこ
へ倒れこむドラコの血が


赤い花びらのように


水に溶け込んでいった……
どこの耽美小説の表現だ!!!
とか言ってる場合じゃなくて、ハリーは思わぬ魔法の効果に呆然自失。
マートルは「人殺しー!!」とわめいて、その声を聞きつけて スネイプ先生 到着しかも憤怒の形相で)

……やけに早くない?ハッまさか先生もドラコをストー(略)

呆然としてドラコのそばにたたずむハリーを押しのけ、ひざまずいてドラコの上にかがみこみ、歌のような呪文を唱え
てあっという間に癒しちゃいますよー!!よくやった!!傷1つ残すなよ!!!!

しかし先生が歌ってるところは微笑んでる以上に想像つかなかったり。
そしてグテーッとなってるドラコを 半分抱えるようにして ホスピタル・ウィングへ連れて行くのです。素敵……映画
と同人ではもちろんお姫様抱っこでしょうな!!!

でも顔はともかく(ともかく?)胸から血って、結構本気でやばいんじゃ……?
ドラコ、大丈夫かなー……後遺症とかないよね。魔法だから大丈夫だよね???大丈夫ですよね、ローリングさ
ん!!!?

この場面、絵的には流血だし、萌えてる場合ではない場面だということはよくよく分かっております。が、しかし!!


ここでスネドラに萌えずにどこで萌えろと!!!!! 

ついでにハリドラにも萌えます(←ついで!!)。

スネvsハリ×ドラコ

取り合い。

いやいや、同人やファンフィクションで、ドラコがまるっきりお姫様扱いされてるのを見るたびに、
「ああ素晴らしいわ……でもこのあと原作を見ると凹むから今はやめておきましょう……」
と、ひっそり呟いていたものですが、6巻では、少なくともこの章では完全にヒロインだったと思います。
少なくとも色眼鏡をかけるとそう見えました(ダメじゃん)。

世間一般にもこれで、「ああ、ドラコって一見嫌な子だけどハリーとは違う意味で大変な苦しみを背負った、キレイ系
の敵役なんだな」という誤解を植えつけることくらいは出来たのではないかと思います。
もう繰り返しになりますが、5巻までのドラコからは想像もつかない弄られっぷりです。ほぅ(ため息)。

えー途中からだんだん楽しそうになってきたマートルはドSってことでいいですか。きっとあっちこっちのトイレに
出没して「さっきハリー・ポッターがドラコ・マルフォイとトイレでSMプレイをしていたの!」って言いふらしたに違いあり
ません。

それとこの騒動のあと、ハリーはスネイプ先生に手荷物検査を受けるのですが、HBPのテキストは必要の部屋に隠し
(これも後で何かの伏線になりそう??)、ごまかします。

そしてドラコを傷つけた罰則(重罪)でハリーは、レイブンクロー戦に出られなかったのですが、ジニーが上手くプレイを
して結局グリフィンドールが優勝しました。ハリーが感動してジニーのほっぺにちゅうしました。
見なかったことにしてもいいですか??

ハリーを怒るハーたんは正しいと思うんですけど。ハリーがドラコを傷つけたことはあくまでも悪いことなのに、クィデ
ィッチに対する知識もロクにないくせに!とかお門違いなところからハーたんを攻撃するジニーのキレっぷりにこっちが
キレそうです。





☆お前もしょっちゅうやってるだろう!な25章



まず、ハーマイオニーがHBPのプリンスって、王子じゃなくてプリンスさん・・・・・・つまり日本で言ったら「王子さん」に
あたる人の可能性もあるよね、とか言い出します。ばっちり伏線の提示。

ハリーがダンブルドアの元に行こうとすると、途中でトレローニ先生に会って、「必要の部屋」で誰かが騒いでてうるさ
いわ、って話を聞きます騒いでいたのは男か女か分からなかったけど、たぶん男じゃないかしら、って…男と女の
声の差は歴然でしょう。まさかドラコ、声変わりしてなかったりするの!?)。ハリーはすぐさま、ドラコが秘密の計画をひ
と段落させたのだと気づき、むぅ!と思うのですが、ついでにトレローニ先生から15年前、ホッグズヘッドで「予言」を
盗み聞きしたデス・イーターは、スネイプ先生だということが発覚し、ハリーはぷんすかします。お前だってしょっちゅう
立ち聞きしてるだろう!しかも透明マントという便利グッズを乱用しおって!!!

怒るハリーをスネイプは信用できるから、とダンブルドアがなだめたところで、ホールクルスのひとつを壊しに二人は
いったんホグワーツを離れることになるのですが、ハリーはドラコが必要の部屋でお仕事が終わった=良くない事が
起きる、と予想。しかも事態は一刻を争うと予測。
ハー子にしのびの地図を託し、スネイプ先生とドラコを見張れ、ついでにDAの金貨をつかってメンバーを招集しろ、と
指示し、ロンにはフェリックス・フェリシスを渡し、これをハー子・ロン・ジニーで飲んで、難を乗り切れ、と言ってカッコ良
く去っていきます!!ハリーカッコ良い!!ロンの信用度の低さが気になりますが。
そんなこんなでいよいよラストスパートへ!!!